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ローカル線

2009–09–01 (Tue) 01:24
JR三江線

去年の夏、広島県三次市に長期滞在していたとき、青春18きっぷを使って日本海側まで旅行しました。
三次駅5:47発の浜田行き鈍行列車に乗って日本海を目指します。
ちなみにこの三江線は、1日に5往復しか本数がありません。
sankousen1.jpg

1両編成の汽車は、江の川沿いの樹々に覆われた山の中をのんびりと走っていきます。
山の中のくねくねしたところでは、最高時速30kmから40kmぐらいです。
1時間ほどで口羽駅に到着しました。この駅で30分ぐらい停車します。
sankousen2.jpg

乗客は自分も含めて2人だけです。
運転士さんが「駅から出てもええで」と声をかけてくれました。
駅舎のほうまで行ってみましたが、周囲に何もなさそうなのですぐ戻ってきました。
ホームに降りて柔軟体操をしていた運転士さんが話しかけてきました。
「ここは何もないじゃろ」みたいな話から地方分権の話、さらには自衛隊のイラク派遣の話になり、活発な議論(といっても運転士さんが一方的にしゃべっているだけですが)を展開し、自分の意見と近かったせいか運転士さんも満足し、上機嫌で運転席に戻っていきました。

このままずっと乗客が少ないままなんだろうかと思っていると、島根県に入ってからぽつぽつと乗り込んでくる人が増えてきました。
浜原駅あたりで遂に立ち客が出始めました。
乗客の大半は高校生です。彼らのほとんどは石見川本駅でどっと降りていきました。
1日5往復しか走ってなくても路線が廃止されずに残っているのは、こういう高校生のおかげなんですね。

車窓は山の中からだんだん田園風景に変わっていき、三江線に沿った江の川の川幅も徐々に広がっていきます。
港町の雰囲気を持ち始める江津本町駅を過ぎると、三江線の終点江津駅です。
時刻は9:31。108kmの道のりを4時間弱かけて旅してきました。
列車はこのまま山陰本線を通って浜田まで向かいますが、自分は出雲市方面へ行くためここで乗り換えです。
降りる際運転士さんに会釈をすると、にこーっと笑い返してくれました。
sankousen3.jpg

JR木次線

三江線をあとにした私は、出雲大社と、その横にある歴史博物館を半日かけてたっぷりと堪能したあと、出雲市内で1泊しました。
翌日は一畑電鉄に乗って松江に移動して、松江城とそのすぐ近くでたまたまやっていた遺跡発掘調査の現場を見学してから、しばらく宍道湖を眺めてボーッとしたあと、木次線の起点である宍道駅に向かいました。
kisuki1.jpg

木次線は、島根県側こそ1日に10往復前後の本数がありますが、県境を跨いでいる部分では3往復しか走っていません。
宍道駅を出発した1両編成の列車は、始めのうち特に山深いわけでもない田舎の風景の中を、コトコトと走っていきます。
木次駅を過ぎ、山の中に分け入るに従って雲行きが怪しくなってきました。
立ち客も出るくらいの混雑だったのが、駅をたどるごとに1人減り2人減り、出雲横田駅で一気に減って、とうとう自分を含めて3人になりました。
その出雲横田駅で20分超の停車をする間に雨は本降りになり、やがて出雲坂根駅に着く頃に雨はやみました。

木次線の出雲坂根駅といえば、スイッチバックです。
写真右側の線路の手前から来た列車が、写真奥にある出雲坂根駅(画像では見えない)で折り返し、写真左側の線路の手前側に進んでいきます。
kisuki3.jpg
そのまま写真手前に進んで折り返し、さらに左側の線路に移って写真左奥の方向を目指します。
kisuki4.jpg
自分にとってスイッチバックは初めての経験でした。運転士さんがとことこと車内を歩いてこっちの運転席からあっちの運転席への移る様子が楽しいです。
スイッチバックを過ぎると、車窓からは国道314号の名所「奥出雲おろちループ」が見えてきます。
自分がカメラを構えているのを見てなのか、そこを通るときには必ずそうするのかはわかりませんが、列車は幾分速度を落としてくれて、おろちループをじっくりと見ることができました。
雨上がりの谷間から湯気が立ち上り、トンネルの合い間から幻想的な風景を堪能できました。
奥出雲おろちループ #3

県境を越えると、比婆山の麓に広がる高原を列車はゆっくりと下っていきます。
間もなく備後落合駅。西城川の作る細い谷に小ぢんまりと佇む乗り換え駅です。
kisuki5.jpg
ここで木次線は終点。あとは芸備線に乗り換えて、三次駅へと向かい、1泊2日の旅は終わりを迎えました。

これだけのんびりとした路線って、他ではまずないですよね。
ぜひ1度は乗ってみてください。

大相撲の熱き夏、終結

2009–07–27 (Mon) 01:55
あっという間に千秋楽です。
平成21年名古屋場所の千秋楽。
昨日はせっかく書いた観戦文が、OSのフリーズのせいでパーになって、書き直すのが面倒になってブログには上げなかったんだけど、今日はどうにか、だましだましPCを使ってupまでこぎつけました。

午後3時を回ってテレビをつけたら、幕下の優勝決定戦。
そういや昨日はテレビ欄を見る限りは3時スタートだった地上波の放送が、高校野球の奈良県大会決勝を放送していたせいで、16:55からの放送になってしまってた。
アマチュア野球のしかも地方予選と、大相撲本場所のしかも大詰めの14日目と、どっちが大事なのかをNHKはもう少し真剣に考えてもらいたい。

などと悔しさを思い返しているうちに、8人いた幕下の6勝1敗どうしの決定戦も決勝。

●中西−深尾○
岩佐「元来動きがゆっくりの深尾」というように、既に取り直しも含めて3番取ってさらに動きがもっさりしている。ほんとにゆっくりだw
相当疲れているんだろう、のんびりのんびり仕切って、でも相撲になったら動きは激しい。追い詰められてからの突き落としで深尾の勝ち。
すげーしんどそうに引き上げる深尾。幕下優勝おめでとう。西16枚目だから、十両昇進はまだない。来場所期待。

千秋楽の放送席は、解説北の富士、向正面舞の海、実況岩佐。
岩佐さんが千秋楽か〜。ビッグ3を押し退けて岩佐さんか〜。いいなあ〜。出世したなあ〜。

●普天王−将司○
普天王が優勢に攻める中、半身になった将司が河津掛けのような体勢から足が抜けて、内掛けで将司の勝ち。舞の海曰く、大胆に攻めるところが良いとのこと。
いまいち良くないと言われ続けて幾場所のブログ王は、一度十両からやり直したほうがいい。よっぽどサゲマ(ry

●黒海−翔天狼○
翔天狼は勝ったら敢闘賞。
当たって引いて黒海バタリ。突き落としで翔天狼の勝ち。翔天狼に気合い乗りがあったのもだけど、黒海にあまりやる気が感じられなかった。5勝10敗の成績じゃ仕方ないか。
翔天狼は11勝4敗で敢闘賞受賞決定。おめでとう。

○霜鳳−玉乃島●
玉乃島が出る。残って右四つ、霜鳳が左上手。霜鳳の上手投げを玉乃島が残して、霜鳳が左足を軸に体を反らせて豪快に切り返し。霜鳳の勝ち。
文字にするとショボいけど、いい相撲。二人とも足長いなあ。

○把瑠都−琴奨菊●
左四つ右上手の把瑠都。膠着状態になるかと思った瞬間、把瑠都の豪快な吊り。土俵中央から吊ったまま外へ。把瑠都吊り出しの勝ち。
把瑠都の吊りはかっこいい。吊られるほうはどうしようもなくって、足をバタバタするばかり。13日目に吊られた翔天狼は、足をバタバタすることもできずに、かっこいいを通り越して滑稽だったけれども。

●安美錦−稀勢の里○
出る出るキセノン。何かやろうと潜り込んでくるアミたんを強引に寄って出る。キセノンの左からの投げを残すアミたん。アミたんの左下手投げを、キセノンが上手投げで返してアミたんは土俵の外へ。
いい相撲。
安美錦は技能賞受賞。これまたインタビューの笑顔が憎らしい。

これより三役
CGが無駄にかっこいい。
今場所は大関陣が頑張っているので、「これでも三役」とは言わせない充実っぷり。

●魁皇−琴光喜○
時間一杯の仕切りの最中に手拍子。時間前ならともかく、このタイミングでの手拍子は鬱陶しい。わきまえろ、観客。
そんなことに憤慨している間に、琴光喜が送り出しの勝ち。12勝めをあげた。

●日馬富士−琴欧洲○
長い手で左前まわしを取るカロヤン。アマは突き切れない。カロヤンが強引に引きつけて、もがくアマを落ち着いてさばき、組んで寄り切り。
決定戦に望みを繋いだ。

○白鵬−朝青龍●
組んで左四つ。ドルジが両差しを狙って、白鵬が巻き替えて右四つ。ドルジが深めに左上手を取ると、双方巻き替えの応酬。この巻き替えが両者ともに速い。ドルジが左からの上手投げ、白鵬は下手投げで応じる。白鵬の力が勝り、白鵬の勝ち。11回目の優勝。
横綱同士の大相撲。いい相撲が見れました。11日目の白鵬−琴光喜戦も良かったけど、今日の相撲も良かった。この2番が今場所のベストバウトでしょうね。
ドルジも肩と肘を痛めている中で横綱として力を存分に出してくれました。

しかし白鵬は、今年4場所でまだ3敗しかしてないんだなあ。ドルジの年間84勝抜くんじゃないか。

表彰式の最中、目障りでしょうがなかったのは、向正面の砂被りの席で居酒屋の宣伝をしていたアホだ。
「中村区 旬ぎく」
こんなことを書くと、また宣伝になって嫌なのだけど、敢えて名前を晒す。

そしてエンディング。
「THE 千秋楽」キタ━━(゚∀゚)━━!!
ショートバージョンとはいえ、久しぶりに見た。感動。
今場所は終わってみれば白鵬ではあったけど、佐渡ヶ嶽ブラザーズの活躍が良かった。
琴光喜はもう年なので、時々思い出したように爆発してくれる程度でいいけど、琴欧洲はちゃんと毎場所優勝を争って、横綱を目指していってほしいね。

お相撲、熱視線

2009–07–19 (Sun) 22:21
平成21年名古屋場所の中日、三連休の真ん中の日曜日。

ドラクエ9をプレイしていて、ちょうどストーリーが大きく動くところに差しかかったもんで、途中でやめるにやめられず、お相撲を見る時間が予定よりも大幅に遅れてしまった。
テレビをつけたら大和田伸也が映っていた。そうか、今日は中日、ゲストの日か。
「大和田さん檀さん大和田さん」の「大和田さん」のお兄さんね。ていうか、この「大和田さん檀さん大和田さん」ていうフレーズ、20代ぐらいだと知らないかもしれないなあ。

大和田さんが福井県出身ということで、同じ福井出身で関取になった力士を紹介している。
大徹以来関取が出ていないらしい。大徹、懐しいなあ。ダダダダ大徹、ダダダダ大徹。

藤井アナ「大鵬柏戸が大好きだった大和田さん。高見山も大好きだった大和田さん。高見山の映像をご覧ください」
と、高見山が優勝したときの映像が流れる。いやあ、高見山の映像って先場所散々流れたじゃん。

雷がゴロゴロ鳴り出して、やがて土砂降りになって、TVの音声があまり聞こえない中、観戦開始。

●山本山−猛虎浪○
山本山の登場に大和田さん興奮。
猛虎浪が当たって横について、とにかく翻弄して、という相撲。山本山は動きに着いていけない。最後は横から寄り切って猛虎浪の勝ち。
猛虎浪って色黒やなあ。色黒だから朱色のまわしも映えるんだろうね。

○武州山−嘉風●
嘉風が両差しになって、武州山が両の腕を極める。出る出る嘉風。武州山が土俵を割るのとほぼ同時に嘉風が前に落ちた、ように見えた。玉治郎の軍配は嘉風。物言いがついて、増位山が自慢の美声で解説。武州山の足が残っており、行司軍配差し違えで武州山の勝ち。
土砂降りで藤井アナの声は聴き取れないのだけど、増位山の声は聴き取れた。

●垣添−栃ノ心○
藤井アナの「さあ、拍手が沸いています」という言葉とともに、この両者が画面に登場。ええ、そんな拍手が沸く取組? と思ったら、高見盛の入場だった。
でもこの相撲、まわしを取りにいこうとする栃ノ心と、筈で押しておっつけおっつけ垣添の攻防が激しく、なかなか見応えのある一番。途中から栃ノ心も突く突く栃ノ心に方針転換したのか、攻防がさらに激化し、否された垣添がくるっと回ってしまって、送り出して栃ノ心の勝ち。
この相撲だったら拍手が沸くのもうなずける。

○高見盛−豊響●
ロボの背筋炸裂。一方的に出る出る豊響を、土俵際で右に左に振って、うっちゃり気味の上手投げで高見盛の勝ち。ロボの土俵際は巧すぎるわ。
好評なのかどうなのかわからないけど、ウルトラハイスピードカメラでのリプレイ。なぜロボの塩撒きの場面をウルトラハイ(略)で流す?www
今日は琴欧洲の仕切りをウルトラ(略)で流してみたりと、よくわからない使いかたをしていた。

●把瑠都−琴欧洲○
そういや把瑠都もここまで1敗なんだなあ。カロヤンはここまで全勝。
カロヤンが速攻で前まわし。把瑠都は上手が取れない。
取っても一瞬で切られる。カロヤンが引きつけて、寄り倒しの勝ち。
こういう上手い相撲が取れるんだから、今場所のカロヤンはいけるぞー。
ちょっと把瑠都の足ががくっとなったんだけど、大丈夫だったみたい。

●千代大海−琴光喜○
大関同士。琴光喜コールが巻き起こる。
チヨスの早いつっぱりに攻めあぐねるミツキ。どうにか耐えて耐えて、チヨスがなぜか中に入ってきたところを琴光喜の上手投げ。
「大歓声って力士には聞こえてるの?」という大和田さんの質問。鷲羽山も的確に答える。仕切ってるうちは聞こえるんだけど、だんだん聞こえなくなってくる、云々。こういう質問に、うまく答えられる解説者っていいね。

○白鵬−岩木山●
ふわっと立って白鵬が右下手。遅れて岩木山が左上手。上手を取られても全然ハラハラ感じさせないんだよなあ、と思ってるうちに、白鵬が右からの下手投げで順当すぎる勝ち。
中日勝ち越し。

○稀勢の里−朝青龍●
今日は波乱なさそうだなあと、ぼんやり見ていたら、なんと。
差したドルジの左を極めるキセノン。極められたまま出る出るドルジ。土俵際まで出たところで、キセノンがドルジの頭を押さえて突き落とそうとする。ドルジは足がついていかずに、俵の上に横転。突き落としで稀勢の里の勝ち。
全勝が一人消えたー!
そしていよいよキセノン本格化の兆し。ンフー!

全勝での中日折り返しは、白鵬と琴欧洲。
やはりこの二人が残ってきましたねえ。いい感じ。

今場所は、お相撲を見れる日は、twitterで実況しながら、このブログ書き用のメモも取りながら、テレビを見てます。同時にあれこれやってると、ちょっと疲れるね。

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