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恵方巻きの恵方について

2010–01–30 (Sat) 23:46
節分といえば恵方巻きです。昔は恵方巻きなんていわず、単に太巻きといっていたと思うのですが、海苔業界の陰謀か何かわかりませんが、節分に海苔巻きを食べる風習を全国に広めていくにあたって、恵方巻きという言葉が使われて定着していったようです。

ともかくこの恵方巻き、その年の恵方を向いて食べるということになっています。
ではその年の恵方とはどの方角なのでしょうか。
これはググればすぐわかります。
例えばwikipediaによると、恵方とは歳徳神という神様のおわします方角で、「東北東やや右」「西南西やや右」「南南東やや右」「北北西やや右」の4つの方位を5年のローテーションでぐるぐると巡っているということがわかります。今年2010年は「西南西やや右」正確には「庚の方角」です。
  • 2009年:東北東やや右
  • 2010年:西南西やや右
  • 2011年:南南東やや右

ちなみに「やや右」などと冗長な方位になっているのは、本来360°を24等分した方位(庚の方角など)で表現しなければならないところ、16等分した方位(西南西など)で表現しようとしているためにズレが生じているからです。

ところでこの恵方というのは陰陽道に起源を持っているものなので、その暦では立春が一年の始まりになります。立春の前日である節分は一年の終わりにあたります。
さてそこで、節分における「その年の恵方」とはどの年のことを指すのでしょうか。2010年2月4日(立春)から始まる一年間の恵方が「西南西やや右」なら、2010年2月3日(節分)は前年の恵方「東北東やや右」なのではないかと思うのですが、世間ではどこもかしこも「今年の恵方は西南西でーす」と喧伝していて、どういう基準で「今年」を考えているのかがよくわかりません。

ひょっとしたら本当は、
  • 翌日から始まる来年の恵方を向いて食べるという意味合いがあるのが正解なんだけど説明が面倒なので「今年の恵方」と一言で済ましちゃおうぜベイベー、ってことなのか
  • 昨今の歳徳神さまは時代に流されるままグレゴリオ暦の一年に合わせて方位を移動してくれているのか
  • 立春が一年の始まりという考えがそもそも間違っているのか
  • 世間みんなが間違っているのか
どれが正しいのかよくわかりません。

まあ、海苔巻き食べるのに「こまけぇこたぁいいんだよ!!」てなところですかね。
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