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猫大好き

2006–03–10 (Fri) 00:01
仔猫を拾った。
片方の掌にすっぽり乗ってしまうぐらい、小さくてかわいい仔猫だ。
やっと乳離れをしたばかりというぐらいの、幼くてかわいい仔猫だ。
何という品種なのかはわからないが、茶色の毛が艶っぽく輝いて、大きな瞳がしっとり濡れて、拾ってくれと訴えかけてくるようだった。

うちに連れて帰ると、早速甘えかけてくる。何を言おうとしているのかとんと理解できないが、喉をごろごろと鳴らして擦り寄ってくる。
かわいいので、じっくり観察することにする。

観察するのに手頃なものはないかと探すと、梅酒を漬けるのに使う大きなビンがあった。
その中に仔猫を入れると、眠るのにはちょうどいい大きさだった。さすがにビンの中で動き回ることはできない。しかし観察をするだけなので、動き回られると逆に困る。これでいい。
蓋にいくつかの穴を開けた。これで仔猫が窒息してしまうこともないだろう。そう思い、安心して蓋を閉めた。

ときどき仔猫は、ニャーと鳴く。
お腹が減ったのだろうか。生憎うちには仔猫にあげられるような餌はないのだ。
仔猫がお腹を満たそうがお腹を空かそうが、観察する分には関係ない。我慢してほしい。

ときどき仔猫は、か細い声でニャーと鳴く。
相当お腹が減ってきているらしい。最初はしっかり開かれていた瞳も、次第に元気がなくなってきた。
輝いていた毛並みも、パサパサに乾燥してしまっている。

ときどき仔猫は、首を起こして悲しい目で見つめてくる。
最早鳴く元気もなくなったようだ。
体も明らかに痩せこけてしまった。うちに来てから何も食べていないのだから無理もない。
それでも舌先で鼻の頭を湿らせる行動を時折見せる。

仔猫は動かなくなった。
乾燥わかめのように細くて、小さな体になってしまった。
このあまりにも小さな、丸められた風呂敷のような物体の中に、一通りの臓器が詰まっているのかと思うと生命の神秘を感じる。
観察は終えた。満足。

また仔猫を拾った。
この前の猫よりはもう少し成長している。遊びたい盛りなのか、捕まえるのに少し手間取った。
やはり品種はわからないが、白い毛の中に何本か茶色の筋が入っていて、精悍な顔立ちをしている。

今度はちょっと大きめの箱を用意した。
縦横が70cmぐらい、高さが40cmぐらいある木製の箱だ。中から開けることができないように、蓋には鍵がついている。
その中に拾ってきた仔猫と、仔猫の屍体が入ったままのビンを入れて鍵をかけた。

頻繁に仔猫の鳴き声が聞こえる。
ガリガリと箱を引っ掛く音も聞こえる。
時折カチカチと金属的な音がするのは、爪でビンを叩いているからだろう。真っ暗闇の中だからこそ、そこにある異質な物の存在が気になるのだろう。

突然、箱ががたんと揺れた。
まだ元気な仔猫が飛び跳ねて、頭を天井にぶつけたようだ。
ちょっと静かになったが、またガリガリと爪を研ぎ始めた。まだまだ元気は止まりそうにない。

今までとは少し違う音が聞こえてきた。
仔猫はビンの蓋に興味を持ったらしい。プラスチックの蓋を叩く音、引っ掛く音、そして何か削るような音も聞こえる。
どうやら蓋に噛みついて、ビンを開けようとしているらしい。
しかし蓋はがっちりと固く締めてある。人間の手でも、相当な力自慢でないと開けられないかもしれないぐらいには頑丈に締めてある。仔猫がどうにかして開けられるとは思えない。

ちょっと目を離した隙に、ぺちゃぺちゃと何かを食べるような音が聞こえてくるようになった。
食べられそうな物といえばビンの中に入っている仔猫の屍体だが、蓋を開けられるわけはない。
自分の肉球を頻りに舐めて、飢えを凌いでいるに違いない。

なかなか仔猫の元気がなくなる気配がない。不思議だ。
こんなことなら、中身の見える箱に入れておくんだった。
中の見えない木箱で音だけ聞いているのでは、観察しているこっちが不安になってくる。

この前のビンに入れた仔猫が動かなくなるまでは、そう時間がかからなかった。
今回は、優にその3倍以上の時間が経っているのだが、まだ仔猫は動き回っている。

遂に箱を開ける決心を固めた。
鍵を開け、慎重に蓋を外していく。
きょとんとした目でこちらを見つめる仔猫の側には、ビンの中にいたはずの屍体が横たわっている。それも半分ぐらいは内臓が喰い散らかされている。
ビンの蓋は開いていない。しかし空気穴のために開けた穴の部分が大きく噛み切られていて、痩せた屍体が通る程に広がっていた。
それで合点がいった。
もう一度木箱の蓋を閉めて、鍵をかけた。

また仔猫を拾ってきた。
今度は5匹も拾ってきた。
その5匹のために小さな部屋を用意した。畳3枚分ぐらいの大きさで、窓もなければ家具類も一切置いていない。完全な密室だが、鍵は外からかけられるようになっている。
鍵をかければ、たとえ人間の腕力があったとしても部屋から抜け出すのは不可能だ。
防音対策のために、壁も頑丈に作られている。

5匹の仔猫をその部屋に入れた。
先程の木箱も、中にまだ仔猫を入れたままの状態でその部屋に放置した。
そして外から鍵をかけた。

どこから聞きつけたのか、変わったことをしている人がいると聞いて、取材にやってきた人がいた。
ハンディカメラを持った40歳ぐらいの男の人で、テレビの取材だという。
その人を、5匹の仔猫が暮らしている小さな部屋に案内した。
その人が部屋に入ったところで扉を閉め、外から鍵をかけた。

という夢を見た。ちょこっと脚色を加えてしまったけど、今朝見た夢は大体こんな感じ。
ホントは猫大好きなんだよ。
すげー寝覚めが悪かった。

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