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渡辺の謎

2006–05–04 (Thu) 22:33
watanabe.jpg大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺。
普通の住所なら、4丁目のあとには「1-2」とか「5-13」などといった数字が続くものですが、この土地の住所には「渡辺-3」とか「渡辺-6」といった言葉が続きます。つまり「渡辺」が番地にあたるわけです。


実際ここにある坐摩(いかすり)神社の住所は、大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺-3で、隣にある大阪府神社庁の入っている建物の住所は大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺-6です。

なぜこんな住所があるのかというと、

(略)(坐摩神社は)天正11年(1583年)、豊臣秀吉の大坂城築城に当たり現在地に遷座した。現在の鎮座地の地名は「久太郎町4丁目渡辺」であるが、1988年(昭和63年)の地名変更までは「渡辺町」であった。地名も神社ごと移転させられたわけである。渡辺姓の末裔で作る全国渡辺会が渡辺の名のルーツである渡辺町の地名の変更へに反対運動を起こし、結局、丁目の次の番地の変わりに「渡辺」の名が残されることとなった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/坐摩神社


という経緯があるのです。
昭和63年というと、全国的に地名変更が流行った時期に比べてかなり遅い時期にあたりますが、遅かったからこそ、行政の言いなりで真っさらな地名になってしまうことに少しでも抵抗することができたんだと思います。
しかしまあ、番地の部分に名前を残すなんて、渡辺会のみなさん、ちょっと強引ですね。でもそんな強引さがあったからこそ面白い地名ができあがったわけで、地図マニアにはたまりませんなあ。
ついでに、大阪のこのあたりは、1つの町がやたらと東西に細長かったりして、地図を見ているとなかなか面白いものです。
安土町、備後町、淡路町といった地名も面白い。おそらくかつては、それぞれの地方出身の人が集まって居を構え、出身地の地名を拝借して町名にしたんでしょうね。


ikasuri.jpgさて、この渡辺の地にある坐摩神社には面白い鳥居があります。
大小3つの鳥居が合体してしまったかのような「三ツ鳥居」です。鳥居の隙間から見えるのが西本町三井ビルで、三ツ鳥居から三井ビルが……ってどうでもいいですね。
奈良の大神(おおみわ)神社の奥、御禁足の地にも同じような鳥居があるそうで、そっちに由来するものなのかどうなのか、興味は尽きません。

3つ合体の鳥居といって思い出すのが、京都の蚕の社(かいこのやしろ)にある三柱鳥居です。そっちの鳥居はどうやら、越後屋の三井家と関係があるらしくて……
(参考:http://suzuki-t.hp.infoseek.co.jp/3hasira2.htm
って三井家!
坐摩神社の鳥居越しに見えるのが三井ビル!
ただの偶然でしょうなあ、きっと。

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