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賀茂競馬

2006–05–06 (Sat) 01:18
「ケイバ」ではなくて「クラベウマ」。
5月15日に本番を迎える京都の葵祭。その行事の一環として5月5日に上賀茂神社で競馬(くらべうま)の神事が行われました。
左方(さかた)と右方(うかた)に分かれての一騎打ちレースが何回戦か(年によって違う)行われる団体戦。多く勝ったほうのチームが勝者となる。
kurabeuma1.jpg支度中の馬たち。今年は5レース行われる。
競馬に出る馬は本来、全国各地の荘園から献進された野生馬が使われる。さすがに現在ではそうもいかないので乗馬クラブなどから借りてくるのだが、形式上は各地の荘園の馬ということになっていて、美作国倭文庄○○などという名前が付けられている。今日の馬たちは愛知県のほうから来ているらしい。

kurabeuma2.jpgレースコース。上賀茂・芝100メートル・良馬場。
コース手前右側に「馬出しの桜」がある。ここがスタートラインになる。この付近を双方の馬がぐるぐる廻り、乗尻(のりじり)と呼ばれる乗り手同士の視線が合った瞬間をスタートとする。そのとき、視線だけでなく声と冠頭もきちんと合わせなければならず、それができずにスタートを切ってしまうとやり直しになる。視線を合わすのか、合わさずタイミングを計るのかの駆け引きも重要になってくる。相撲の立ち合いに似ている。
コースの奥右側にある「勝負の楓」のところがゴールライン。

kurabeuma3.jpg1頭だけ特別扱いの馬。レース前から勝つことが決まっていて、走るだけで競走しない。
全国の荘園の中で、美作国倭文庄(みまさかのくに、しどりのしょう)の馬だけが特別扱いを受ける慣例になっている。この馬だけは紅白の手綱だったりして馬装も他とは異なる。
この馬の本名はアランというらしい。

kurabeuma4.jpg馬場の警備にあたる子供たち。何時間も前から待たされて飽きてきてる子もいたりして。
出ている子供の親なのか、親戚なのか、近所のおじさんなのか、「○○ちゃんガンバレ!」なんて声もかかる。こらこら、よそ見するんじゃないよ。馬場に落ちているボロ(馬糞)に驚いて、慌てて避けたりする仕草が面白い。

kurabeuma5.jpg第1レース。
左方(紅組)の勝利。ていうか、このレースだけは始めから紅組が勝つことが決まっている出来レース。外人カメラマンも興奮。
そういや見物人の中には外国の人の姿もかなり見られた。場内アナウンスも日本語、英語、中国語の3ヶ国語対応だ。しかも英語と中国語のアナウンスを同じ人がしていた。すげー。

kurabeuma7.jpg第2レース。撮影失敗。
前のレースで負けた右方(黒組)が先行し、勝った紅組が追いかける形でスタートが切られる。ゴールまでの約100メートルで差が詰まっているか追い抜いていれば紅組の勝ち、開いていれば黒組の勝ちになる。このレースも紅組の勝利。
そのあとのレースも全て、直前のレースで負けたほうが先馬(さきうま)、勝ったほうが追馬(おいうま)となるスタイルは変わらない。

kurabeuma6.jpg第4レース。
審判の判定は引き分け。スタートの時点でついている差が縮まっているか広がっているかは、左方の後見が目で見て判断する。写真判定などないから、際どい勝負だと引き分けになる。
引き分けのことは「持(じ)」という。そういや囲碁の引き分けのことも「持碁(じご)」っていうんだった。ふむ。

kurabeuma8.jpg引き分けたため、両方の乗尻が禄と呼ばれる賞品の布をもらって、頓宮に参拝する。本来は勝ったほうだけに禄が与えられて、参拝できるのも勝ったほうだけである。
今年の全5レース、左方(紅組)の3勝2分け。

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