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お千代保稲荷、またの名を、おちょぼさん

2006–01–05 (Thu) 00:38
今年の初詣はおちょぼさん~なのだ。
千代保と書いて「ちょぼ」と読むお千代保稲荷とは何とも変わった名前だけど、立派な商売繁昌の神様で、自分が小さい頃はよく家族でお参りに来ていた。今回は妹が是非ともここに行きたいと言って実現したおちょぼさんへの初詣、なのだ。
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と並んで日本三大稲荷などと言われているけど、当然のごとく、そう言われているのはここでだけのことで、日本三大稲荷といえば伏見、豊川と佐賀の祐徳稲荷を挙げるのが普通だろう。そういう場所は他にも色々あって、茨城の笠間稲荷とか岡山の最上稲荷とか色んなところが日本三大稲荷に名乗りを上げている。そんなわけで、ここではお千代保稲荷のことを「日本三大稲荷の一つ、の一つ」と紹介しておくのが妥当なところだろう。
南側の三重県方面から車を飛ばしていると、雨が降ってきた。徐々に雨が霙に変わり、霙が牡丹雪に変わり、雲は低く垂れ込め、かと思うと突然晴れ間が見えて虹が輝き、大荒れの様相を呈してきた。かなり霙が強くなってきたので、もうちょっとでおちょぼさんに着くというあたりでコンビニに寄って傘を買おうとすると、オーマイガッ、売り切れだって。初詣に来た人が続々と傘を買ったんだろうな、コンビニとしてはウハウハじゃねーの、でも自分らはこれから濡れ鼠かよトホホ。しかし鳥居前の駐車場に車を停めた途端、雨も霙も雪もやみ、日頃の行いがいいんだね僕達ギャハハハ。それにしても岐阜県って寒いね。参道の端には積もった雪がまだ残ってるし、雨がやんだだけマシかねギャハハハ。
なんでも妹はしょっちゅうここに来ているらしい。毎月月末には夜通し屋台が立って、ちょっとしたお祭みたいになるらしい。月末と休みが合えば職場の人と一緒にお参りに来るので、最近商売が繁昌して仕方ないそうだ。そうかそういうことか。正月にも更にお参りして、益々商売繁昌、お金もがっぽがっぽって魂胆だな。隅に置けない奴だ妹よ。
お千代保稲荷自分はというと、ここに来るのは十数年ぶりなので懐しくって涙が出らあ。涙は大袈裟だけど、狭い参道やら、三角の油揚げやらは本当に懐しい。三角の油揚げてのは、お賽銭と一緒に賽銭箱に放り込むのだ。賽銭箱の中で油でギトギトになったお賽銭を想像するとちょっと笑えるかもしらんね。なんにしても、すごい人混みでゆっくりできなかったけど、商売繁盛手拍子パンパン、家内安全手拍子パンパン、※※※※手拍子パンパン。
お参りを済ますと妹お勧めの串カツ屋へレッツラゴー! 店の名前は忘れたけど、串カツが1本80円。安~い! 実にお求めやすい価格になっているじゃないの。味のほうもなかなかのもんだし、店の中は大混雑。冬休みの間だけ雇われているとおぼしき高校生のアルバイトが大活躍。観察してると実に面白い。ある店員は愛想好くいらっしゃいませーご注文はーと威勢がいいのに、ある店員は仏頂面で何にしますかーと小声でぼそぼそ言うだけ。キミねえ、若者の間ではそういう無気力無関心てのがカッコイイのかも知れないけれど客に接する態度じゃないんじゃないの? え、どーなの? その愛想のない店員の胸ぐらを掴んで殴りかかるようなことは一切してないけど、そういう妄想が働くぐらいカチンと来たのは事実だ。でもね、そういう態度の悪い子に限って、見た目はとてもカワイイんだな。おじさんは許してあげるよゲヘヘヘ。狭い参道を駐車場まで戻りがてら他の店も覗いてみてみると、串カツ屋が何軒もあるのに気付いた。ここの名物なのかね。
お千代保稲荷という名前だが、

この神社は八幡太郎義家の六男義隆が分家するとき、祖先の霊璽、宝剣、義家の画像の三点を「千代、千代に保っていけ」と賜ったのが始まりで、「千代に保て」の由来からきています。

というのが一応、正しいとされる由来だ。しかしこれはどうも胡散臭い。後から作られた、いわば「民衆語源」のようなものに思えて仕方がない。自分の心の師匠である(と勝手に思わさせていただいている)地図研究科の今尾恵介さんが

私は以前、地名の本を書いたとき、地名の起源を説く本を数々参照したのだが、それ以来「伝承不信」に陥ったままになっている。だから、お稲荷さんの境内にある多数の狐の像が「おちょぼ口」だから、なんていう方がもう少し信じられるかもしれない。

と書いているが、自分もそのような気がする。地名に限らず、後から作られたいかにも尤もらしい説が「正しい語源」として流布してしまっているのはよくあることだ。おちょぼ口の狐がお迎えするおちょぼさんです、なんて言ったほうが親しみが沸くってもんだ。
そんなこんなで参道を後にして車に乗り込むと、その途端また霙混じりの雪が舞い始めた。こりゃ本当に日頃の行いが良かったからに違いない。

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